今年度最後となりましたが、本日のぞみ整形外科クリニックの介護スタッフの皆さんとの合同勉強会を実施しました。
今回のテーマは『パーキンソン病』について取り上げました。
前回の『血圧』と同じぐらい介護やリハビリなどの現場で悩まれることが多いことを伺い、今回取り上げました。また今回は内容が盛りだくさんとなることから、2回に分けて実施することとしました。
パーキンソン病の病態と治療薬について現場に役立つためとイメージしながら資料を作成しましたが、その際上がったご質問を伺っていると、この病気への対応と治療薬の使い方が本当に難しいと実感しました。実際、私自身もパーキンソン病になった身内がいることから、薬の一般的な使い方などを説明しながらも、それぞれの病態で副作用なども大きく変わってくる経験談なども少しお話させていただきました。次回、引き続き薬の特徴などもお話しながら、スタッフの方々に少しでもお役立ちいただける内容にできればと考えています。
今年度よりスタートさせた今回の取り組みですが、これからの地域医療を支えるための連携には非常に重要であると感じています。各専門家がバラバラに動くのではなく、患者さんのために各専門家が手を取り合い連携していくことで相乗効果が生まれると思います。引き続きこのような取り組みを継続し、地域医療・地域の皆様へ貢献できるように尽力できればと考えています。

